pixiv夏インターンに参加しました
ssl.pixiv.net ↑コレ
参加するまで
7月に選考のエントリーがあり、Skype面接を経て通りました。(初めてコーディング面接とかやった笑) 昔からpixivは知っていて、中学のころは周りに絵描きの人が多かったので自分も使っていたことがあります。私には絵の才能はなさそうですが、絵を見るのは割と好きだったりします。
インターンに参加したのは先輩に「なんかインターンしてみたいんですよね」って言ったときにWeb系ならpixivがいいんじゃないと言われ応募してみました。
面接について
私はGitHub選考でエントリーして(ただGitHubのURLを書くだけで、意気込みとかを書く欄すらなかった)、選考を通過したのちSkype面接がありました。Skype面接は主に今どんなことをしているかとか、どんなものを作ったことがあるか、あとオンラインエディタで実際にコーディングしてみるとかもありました。面接の方はエンジニアの方で、1時間ほど楽しく面接しました。 コーディング内容はそんなに難しくなく、競技プログラマーならそんなに考えなくても解けるだろうというレベルでした(AtCoderで言うとABCのB問かC問ぐらいのレベル)
実際にインターンに参加してみて
当日は京都の実家から新幹線に乗って直接pixivオフィスに向かいました。実は新幹線一本乗り過ごしてむっちゃ焦ってた。
pixivのオフィスは代々木駅から歩いて10分のビルの2階で一つのフロア丸々pixivのオフィスになっていました。 今回のインターンは実際にそれぞれのチームに配属して現状の課題にチームと一緒に取り組んでいくという内容でした。(まさに職業体験) 私が配属されたのはpixiv Sketchというお絵かき版Twitterみたいなサービスで、投稿した絵がタイムラインを流れていくSNSを開発するチームです。十数人ほどのチームで(pixiv全体は100人ぐらいいる)与えられた仕事はタグのページをもっとモチベーションの上がるようなページにするというタスクでした。
Sketchのフロントエンドは自分があんまり触ったことのないReactやFluxibleが使われていて、大変苦労しました。メンターさんに教えてもらいながら二つページがあるうちの一つは大体完成したという感じでした。
他の人の話を聞いて
今回のインターンでなかなか自分が関わることのなさそうな人(特に総合職インターンや人事の方など)と話をしてみてもっといろんな人と話をしてみたいなと思いました。例えば、今回のインターンは技術職と総合職に分かれて選考が行われましたが、5日目にインターン生の成果発表があり、総合職の方の発表を聞いていてそういう働き方もあるのかと自分の中では驚きがたくさんありました。総合職インターンの仕事ではプレミアムプランへの勧誘メール送信・特集記事の投稿・アプリ版への勧誘ポップアップをどう表示するかなど数値を使いながら具体的に試行錯誤していたようです。自分の中ではエンジニア以外の仕事がどういったものなのか知る機会はすごく珍しいのでとても良い機会になりました。
くやしいこと
インターンに来て開発環境構築に二日丸々使ってしまうという情弱っぷりを見せてしまって実質コード書いた時間が1日しかなかったので、全部完成させるのは厳しかった・・・ 人類にDockerは早すぎた
もっと真面目な話
インターン参加していてなんでpixivはここまで至れり尽くせりなのかすごく疑問でした。 飲み物飲み放題で宿泊費と交通費・昼食もタダだったのでインターン生の人数を考えるとうん百万近くは飛んでそう・・・と思うのですが、実際に同じチームで作業しているとpixivの方はとても自社サービス愛を感じました。会社というのは常に利益を追い求めなければいけないものではあるのですが、pixivの場合の利益というのは結局のところどれだけユーザーに使ってもらえるかというところに帰着するのでユーザーの使いやすさ等を考慮して議論して積極的に改善しているのが伺えました。インターンはその一環として、pixivをより良いものにするための仲間集めにすぎないようです。
pixivにとってインターンは社員の方の雰囲気とインターン生が合うかどうかを試す場所のようです。お見合いみたいなものかな。自分も大学のサークルみたいな雰囲気ですごく居心地のいい所だと思いましたし、こういう所で働きたいと思いました。(僕自身があんまり積極的でなかったのはよくない)ただ、pixivの雰囲気がここまで良いのはただの偶然ではなさそうです。今では100人規模の会社ですが、昔からこの雰囲気は受け継がれていて、社員の方の中にもこの雰囲気を崩したくないという思いがあるようです。なので、自分に合うか合わないかはインターンに行ってみて決めればいいと思います。
その他
業務中にGo言語君の顔をしたピカチュウが流れてきて不意打ちを打たれた
最後に
インターン中はたくさんの方にお世話になりました。メンターの@geta6さんをはじめチームの方や他のインターン生、人事の方などからいろんな話を聞けて自分がどういう働き方をしたいか考えるきっかけになりました。5日間と短い間でしたが、いろんな経験をさせていただきありがとうございました。お世話になりました。
むっちゃ楽しそう
むっちゃ楽しそうやんけ!って思ったそこのあなた。インターンに応募しましょう。